院長の独り言【2018年 平成30年】

<院長の独り言 パート189>
『また来たよ。クリスマス会。HOT&COOL』

さて前回は『さあ、来月はクリスマス会です。今回はプロが三人。そして私のCDが発売されます』についてお届けし、お送りしました。今回は『また来たよ。クリスマス会。HOT & COOL』についてお話したいと思っています。

皆さん、またまた12月、年末が忍び寄ってまいりました。
まあ、さいきじんクリニック.のクリスマスももはや15回目になります。しかし祭り好きがよく集まったもんです。

今年はHOT & COOLがテーマです。
おや、お気づきの方もおいででしょうが、そう私の初のアルバムのタイトルがまさに「HOT & COOL」なんです。
意味は 熱く、そしてかっこよく なんですよ。皆さんも大分寒くなってまいりましたが、熱くてかっこいい冬を是非お過ごしくださいね。

今月も宣伝しようと思います。 昔は大物芸人(振り返れば レギュラー、太平まさひこ、とろサーモン、宮川大介・花子、テンダラーズ、ちどり、海原はるか・かなた、アメリカザリガニ、横山ホットブラザーズ などなど)が来て頂いたりしていましたが、最近はどちらかというとミュージシャンの方が多い印象です。

ミュージシャンは

①折重由美子さん(日本で唯一のクラビオーラ奏者でピアニストの方です)⇒http://www.orishigeyumiko.com/

②五十嵐はるみさん(日本のジャズ/J-POPシンガーで全米デビューも果たしラジオDJ、ナレーターも行う)
http://www.harumi-igarashi.com/site/

③風間ヤスヒロさん(札幌市出身のシンガーソングライター、キーボーディスト&サウンドプロデューサー  演奏はギター、ベース、キーボード、サックス、パーカッションなどマルチプレーヤーで 今回私のアルバムをアレンジ・プロデユースした)
http://www.kazama-yasuhiro.com/

先月も申しましたが、今回のクリスマス会は11時始まりの15時までの予定であります。是非皆さんお楽しみに…また、もちろん大人気の男女対抗のスタッフ出し物、出店三昧もあります。

平成30年12月2日

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<院長の独り言 パート188>
『さあ、来月はクリスマス会です。今回はプロが三人。そして私のCDが発売されます』

さて前回は『来月に東京の統合医療のエキスパート 鶴見隆史先生が講演に来られます』についてお届けし、お送りしました。今回は『さあ、来月はクリスマス会です。今回はプロが三人。そして私のCDが発売されます』についてお話したいと思っています。

今月も宣伝しようと思います。 今回は我がクリニック最大のイベント(クリスマス会)があります。もう15回目になるんですね。昔は大物芸人が来たりしていましたが、最近はどちらかというとミュージシャンの方が多い印象です。

ミュージシャンは
(1)折重由美子さん(日本で唯一のクラビオーラ奏者でピアニストの方です)⇒http://www.orishigeyumiko.com/
(2)五十嵐はるみさん(日本のジャズ/J-POPシンガーで全米デビューも果たしラジオDJ、ナレーターも行う)
   ⇒http://www.harumi-igarashi.com/site/
(3)風間ヤスヒロさん(札幌市出身のシンガーソングライター、キーボーディスト&サウンドプロデューサー 演奏はギター、ベース、キーボード、サックス、パーカッションなどマルチプレーヤーで 今回私のアルバムをアレンジ・プロデユースした)
http://www.kazama-yasuhiro.com/

今回のクリスマス会は11時始まりの15時までの予定であります。是非皆さんお楽しみに…

またもちろん大人気の男女対抗のスタッフ出し物、出店三昧もあります。(きっとバザーやプレゼントも当たるかもよ)

平成30年11月2日

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<院長の独り言 パート187>
『来月に東京の統合医療のエキスパート 鶴見隆史先生が講演に来られます』

さて前回は『最近思うこと 人間って本当に難しいものだな(言い方、行動一つで大きく変わる)』についてお届けし、お送りしました。今回は『来月に東京の統合医療のエキスパート鶴見隆史先生が講演に来られます』についてお話したいと思っています。

今回と来月は宣伝にしようと思います。 今回は鶴見隆史先生の講演のご案内。まだパンフレットなどできていませんが、この5月に大変いい出会いをさせて頂きました。

鶴見先生は 1946年生まれ。石川県出身で金沢医大をご卒業され、浜松医大で研修をされていました。
その後、医療への今までの疑問などを解決すべく1990年代後半にアメリカ合衆国酵素栄養学者(Drママドゥ, Drヒューラー)との交流を経て 東京中央区に「鶴見クリニック」を開業され、統合医療で患者優位の「病気治し医療」をされている先生です。

先生は「人の寿命は酵素で決まる」とされ 数多くの著書を書いておられます。食物養生大全、朝だけ断食で9割の不調が消える、正しい玄米食、危ない玄米食、免疫力をあげる などなど非常に興味あるタイトルの題があり、もちろん書物はかなり売れております(アマゾン、楽天でも販売中)。

この度せっかく私達のクリニックにお話をするためにお越しくださいます。日にちは11月11日日曜日10時からの予定で始めたいと思います。 今回先着100名に限りますのでお話を伺いたい方々はぜひ早めにご予約下さいませ。皆様の明日からの認識が確実に変わると思っております。ぜひ一度お聞きくださいませ。

★お誘い招待  しもみん農場、豆腐の三谷さん、ダンボ、レモン谷さん ほか

平成30年10月2日

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<院長の独り言 パート186>
『最近思うこと 人間って本当に難しいものだな(言い方、行動一つで大きく変わる)』

さて前回は『サンタエコ医療研究会 立ち上げの巻』についてお届けし、お送りしました。今回は『最近思うこと 人間って本当に難しいものだな(言い方、行動一つで大きく変わる)』についてお話したいと思っています。

先日、すごく考えることがあったので 皆さんもぜひ照らし合わせて考えてもらったら嬉しいですし、参考になれば..と思うのです。

まずは人は基本自分中心のものの見方をしていると言おうことです。
しかし、どんなにマイペースに生きようとしても人の住む社会で生きていこうものならそれは難しいと断言できます。
 私自身、昔から親にあれこれ言われるのも嫌でしたし、あまり人にあれやこれやと言われるのがとても苦手な人間でした。そしてとても意固地であり、いい意味ではマイペースですが、頭がなにせ硬い硬い...ある意味とても真面目なんですよね。そして何よりとてもネガティブな感性でした。人に嫌われないために上手くその場をまとめるため、嫌なものを嫌と言わず、そう見せずにその場しのぎ(美味しくない物を美味しいと言ったり、欲しくないものを好きだと言ったり...)をしていました。

しかしこれは一時点はしのげますが、必ず後にトラブルのもとになります。これのポイントは必ず後に…です。そんな本心は必ず後に違った形で、相手に伝わります。そして「言ってる事が違うぞ」という不信に変わるのです。私もそんな経験をしたことがあります。最近そういう方に何人か会いました。実はそれは「嫌われたくない症候群」というカテゴリーになります。

この場合は 
1)自分の意見はあとで他人優先(よく自分で決めれないタイプがこれです)  
2)他人との衝突は避けようとする  
3)人との関係は浅く広くが基本。ディープな関係は疲れる 
4)誘いや頼まれごとは断れないから一人のボーっとした時間がない  
5)他人の評価が大切。自分らしくいられない

さらにもう一つ似たタイプで 「高意識(意識高い)系症候群」 。
基本自分はすごく頑張っているので自信はあるのですが、大変嫌われたくない思いもところどころ出てくるので複雑な思いが絡んでいます。
1)物事への没頭する意識が高い。
2)高い意識を保つために常になにかしていないと自分らしくないと思うので不安になる。
3)意識が高いので自分の興味のないことに対しては譲っているように見せているが、けしてそうでない。
4)マイペースな人が多いために、他人の心を顧みるのが苦手(このタイプには相手は合わせていくか我慢が必要)
5)相手の気持ちに気づかないため、勘違いからのトラブルが頻発することも多い

この二つは大きく違うのは 「嫌われたくない症候群」 は他人が主体  「高意識系症候群 は自分が主体 というのが違うのです。どちらも不安があります。 そして「嫌われたくない症候群」 はある意味単純でみやすい症候群ですが、一方 「高意識系症候群」であっても多くの付き合いが必要なので相手の目が気にならないわけではありません。
ある程度あわせるのですが、実際は深く考えずにあわせているので、あとで違うことが露見して、そこまで強く信じていた人たちのひたむきな思いを裏切る形になり非常に怒らせることも多いのです。

その対策はその場しのぎをせずに(その場しのぎをしても必ず「因果の法則」で跳ね返ります…)嫌なことはその場で断る。そしてマイペースもいいですが相手を尊重することは重要で許すことです。そして考えをやはりある程度はすり合わせるないと自分の周りはイエスマンか自分の意志を持たない人の集まりとなり発展が途絶えてしまいます。

平成30年9月2日

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<院長の独り言 パート185>
『サンタエコ医療研究会 立ち上げの巻』

さて前回は『腹式呼吸の大切さ』についてお届けし、お送りしました。
今回は『サンタエコ医療研究会 立ち上げの巻』についてお話したいと思っています。

第1回サンタエコ研究会が立ち上がりました。札幌で第一回目のサンタエコ医療研究会。この研究会はさいきじんクリニック.理事をお勤めの札幌の八巻(やまき)先生が提案してくださったものです。

私が提唱しているできる限り薬を減らし、あるいはなくしていくエコ医療という考えに賛同して下さり、なるべく医師の負担を少なくするため、またコメディカルスタッフやエコ医療を目指す方々のスキルアップにもなる人材育成も目的になっております(個人的にはやはり私たちの仕事の多くは人の育成と思っております)。恐れ多くも私が初代会長を引受させていただきました。基本、私は基本目立ちたいと思っておりませんので、このようなことは引き受けないスタイルです。しかし、何とも自身が提案しているサンタエコ医療であること、八巻先生がお断りになりましたので引受させていただくことにいたしました。

サンタエコ医療は患者さんの望みである治ることに直結した医療であります。治る=薬がいらない状態 という
極めて当たり前のことを当たり前にパラダイムシフトしていくこと。

次に薬剤削減による地球資源と環境の保全から国家の安泰に少しでも貢献できる ということが目的です。
またなぜ単なる医療でなく サンタエコ医療か?という当然の疑問が沸くと思いますが、サンタクロースは子供たちの夢をプレゼントに変えてさりげなく運んでくれますが、このようにさりげなくエコ医療を夢のように運んでいけたら… ありがたい  という考えと、このサンタエコ医療に同意してくださる方をサンタクルーとして大きな船にお迎えしたい思いでサンタエコ医療となっております。

1)生物と環境に配慮した活動を徹底する 

2)統合医療として柔軟にどんな医療も受け入れる

3)サンタエコ医療を実践できる人材育成から社会貢献へ

これからのサンタエコ医療研究会果たしてどうなるのか? 乞うご期待です。

平成30年8月2日

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<院長の独り言 パート184>
『腹式呼吸の大切さ』

さて前回は『発酵と酵素の違い』についてお届けし、お送りしました。今回は『腹式呼吸の大切さ』についてお話したいと思っています。

腹式呼吸の大切な理由

呼吸はバイタルサイン(生きる証)の一つです。そして医学的にとても大切なサインです。とくに その中でも はくこと(呼気) が重要です。

効能について

1  カラダの筋肉を強くします
 呼吸筋 を強くして     ⇒ 風邪や肺炎になりにくくなる
 横隔膜 を強くして     ⇒(3) 横隔膜を鍛える
 腹筋、背筋 を強くして    ⇒ (2)<ダイエット> 、(4)<腰痛に良い> 

2  ダイエットになる
 いわゆる 美木良介の「ロングブレスダイエット」です

3  横隔膜を鍛える事になる
 便秘に良い
 胃酸逆流症によい
 胃、腸下垂によい

4  腰痛に効く

5  何よりも 自律神経の調整ができる唯一の方法
自律神経障害 心臓病 高血圧 糖尿病 便秘症    
汗の異常 膀胱炎、腎盂腎炎 更年期障害 精神疾患など 多くの病気によい

<まとめ>
呼吸とくに、はくことを強く意識した呼吸 (最低でも 吸うのが1 はくのが2 )を 行えば、サンタエコ医療は実現できる。
いろんな筋肉を鍛えることができるし、案外汗をかくことも出来るくらいの運動になる。
多くの病が自律神経が原因である、もしくは自律神経障害を引き起こすことが知られている

そして、なにより西洋医学でもできない自律神経の調整はこの方法しかないのです。アメリカの健康医学研究者で統合医療の祖と言われるアンドリューワイル先生は簡単に心を落ち着かせる呼吸法として4・7・8呼吸法を推奨されています。

1 口を閉じ鼻から息を吸いながら4つ数える
2 息を止めて7つ数える
3 8つ数える間に口から息を吐く

これを1サイクルとして4回行う。慣れたら8回に増やしてもよい。 
自律神経の調整がむつかしく、また自律神経の乱れが多くの障害をおこすこの頃…お金がかからない、健康法。そしてどこでもできる健康法として皆さん取り入れてみてはいかがでしょうか?

平成30年7月2日

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<院長の独り言 パート183>
『発酵と酵素の違い』

さて前回は『この頃、統合医療への関心が高まってきている?』についてお届けし、お送りしました。今回は『発酵と酵素の違い』についてお話したいと思っています。

前回統合医療についてお話しました。その中でも最も重要な「食」。その中でのキーワードになる
■酵素と酵母、そして発酵の違い についてお話をいたします。

多くの方が混乱しているのは以下の2点です。
◎酵素と酵母は全く別ものであるが ◎酵素食品と発酵食品を同一視している事が原因です

< 腐敗 と 発酵 は 紙一重 >
発酵とは一言でいうなら微生物の働きで材料を加工すること。
原理としては食べ物が腐るのと同じだけど、微生物はとてもたくさん種類があって、そのすべてが人間にとって有害な働きをするわけではない。

< 腐敗 と 発酵 は 紙一重> 
人間に好ましくない働きをする微生物が活動した結果を「腐敗」
人間に好ましい働きをする微生物を選んでそれを食品に作用させ微生物活動を利用した「発酵」

< たとえば  パン>
小麦粉の中でイースト(酵母)を増殖させるのがパン生地の発酵。酵母は、糖を食べて二酸化炭素を放出し、この二酸化炭素が生地を膨らませるからパンはふっくらするのです。

< 酵素 >
(1)酵素はあまり意味がないとする説

簡潔に言うと 酵素はタンパク質です。
体外から取るとアミノ酸に分解するので効果がない… という説があります。
酵素は生き物が活動するために体内で作る物質のことで一種の触媒(化学反応を促進する物質のこと)なんです。
生物の体内で起きる反応は全て化学反応で、それをすすめるために作られる触媒の事を「酵素」と呼びます。酵素も体にいいとか思い込んでいる人がいるみたいだけど、こっちは体外から摂取しても全く意味がない という意見が大半でした。

酵素はタンパク質で出来ていて、口から食べたタンパク質は胃の中でアミノ酸に分解されちゃうから、酵素がそのまま体内に入って効果を発揮することはない。
1:酵母は発酵に必要なアイテムです 
2:酵母も生き物ですので繁殖していく過程で酵素を利用します
 酵素は生き物でなくタンパク質で、口からとってもアミノ酸に分解される ??? 
3:酵母が増えれば酵素の絶対量もそれに伴い増加します。ですがそこで増えた酵素は酵母にだけ役立つので、人間が食べ物として摂取してもなんの役にも立ちません。
発酵食品で取り入れた酵素は人の体のなかでは残念ながら活躍はしないのです!

(2)酵素は効果があるとする説

簡潔に言うと 上記に書いてあるように今までは蛋白質(酵素)を飲んでも、「胃酸で分解されたり、腸分解されたりで意味がない」と考えられてきた。 実はこれはたいへん古い考え…  で酵素栄養学的に言うと実は意味があります。
スタルヒン<ホリスティック酵素栄養学博士(米国クレイトン大学)>は胃酸で全てのものが分解されるのは嘘だと言い切っています。働かないとされてきたデータはキウイのデータで、キウイのアクチニジンという酵素が蛋白を分解するプロテアーゼであるので分解されてしまいます。

この果物キウイのグラフでのデータは、たしかに多くの酵素がPH5~7で働くのは確かだが、
実は多くの場合は強い酸性の胃のなかで、不活性になり働かないだけ。
また、酵素によっては胃のなかで活性を失っても、pH5~6で再び蘇り、腸で働くものもあります。
たとえば、現在有名になった【ウルトラ酵素】に含まれる麹菌酵素は、pH2の強い酸のなかでも活性を保ちます。直接代謝酵素を補うことにはなりませんが、食物酵素の多いものや酵素サプリをとることには、非常に大きな意味があります。それは、「事前消化」に役立つからです。

事前消化のために酵素が必要
直接代謝酵素を補うことにはなりませんが、食物酵素の多いものや酵素サプリをとることには、非常に大きな意味があります。それは、「事前消化」に役立つからです。
口にした食べものは、本格的な消化活動のはじまる前に、胃の上のほうでしばらくとどまり、食物のもつ食物酵素によって事前消化が進みます。

事前消化がキチンとおこなわれれば、膵臓は余分に消化酵素をつくりだすという重労働から解放されます。また、消化酵素づくりに必要なエネルギー、原料となるアミノ酸、ビタミンやミネラルなどの消耗は抑えられ、他の代謝に支障がでなくなります。つまり、体のあらゆるトラブルの回避/改善が見込めるということ。

ただ、生の食物に豊富に含まれる食物酵素は、基本的に自己消化はするものの、他の食物を分解する酵素はもっていません。加熱した食品を食べた場合、事前消化は進まないということです。調理・加工品ばかり食べている現代人には、一緒に食べた他の食品を事前消化してくれる別の「酵素」が必要ということになります。

食品の事前消化に理想的な酵素とは?
事前消化のために外部から補うことのできる唯一の酵素が「消化酵素」です。米国で「酵素サプリ」といえば消化酵素を指しますが、日本では事情が違います。日本には独得の法規制があり、消化酵素はサプリとしては販売できないのです。(医薬品の消化酵素とは厳密には異なるのですが、お役所は同一のものとみなすんですね)
従って、日本で「酵素サプリ」といっても、ほとんどが野菜や果物の発酵液で、米国の酵素サプリとは、まったく別物。事前消化のための酵素は補えないのです。

ただ、ウルトラ酵素の原料である麹菌は、多くの消化酵素つくりだすという、素晴らし性質をもっています。しかも、麹菌の組みあわせによりpH2~11で働くので、米国の酵素サプリ同様の作用が確認できます。ウルトラ酵素を日本に輸入できるようになったいきさつは、機会をあらためてお話ししますが、おそらく、これだけのパワーがあり、事前消化に適した酵素サプリは、日本では他にないはずです。

まとめ
●酵素と発酵は違う
●酵素は胃酸で分解されると考えられてきたが、そうではない
●その代表格はウルトラ酵素の麹菌
●消化を助けることが 体内酵素を温存する大切な方法である。

<参考>  体内酵素の大切な働き
 1)クエン酸回路(人間のエネルギー工場)を動かす⇒ ATP産生には多くの体内代謝酵素が活躍
 2)活性酸素除去⇒ いわゆる スカベンジャー(SOD)などの抗酸化酵素 は大変重要である
 3)消化酵素⇒ 代謝酵素よりも優先的に使われる
 とくに1、2はかなり重要です…

ちょっと難しかったでしょうか? せめて最後のまとめだけでも少し気にとめていただけたら幸いです。

平成30年6月2日

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<院長の独り言 パート182>
『この頃、統合医療への関心が高まってきている?』

さて前回は『政治の動き 去年10月解散総選挙後の日本は???』についてお届けし、お送りしました。今回は『この頃、統合医療への関心が高まってきている?』についてお話したいと思っています。

まず聞きなれない統合医療とは?

西洋医学を中心とし、西洋医学では力の及ばないところを補完・代替医療で補うことにより、患者に行う総合的、全人的医療のことです。補完・代替医療は、現在主流となっている西洋医学以外の医学で、たとえばアロマセラピー、カイロプラクティック、鍼・灸、漢方医学などが含まれています。(その他伝統医学のアーユルヴェーダやユナニ医学等も取り入れベストな医療を選択し行っていく事もあります)

西洋医学が病気の根本原因を除いたり、対症療法を中心としているのに対し、補完・代替医療は人間のもつ自然治癒力を目覚めさせ、心身のバランスを整え、免疫力の向上を目的としている。西洋医学の代用ではなく、むしろ補完する役割が主体であるがアメリカのNIH(米国国立保健研究所)が国立補完・代替医療センターを設置する(1998年)など、世界各地で関心を集めている医療です。西洋医学における問題(副作用や医療費の高騰など)が深刻になる中、その解決策のひとつとして期待されているのも事実で、近年日本でも統合医療を実践する医療施設が沢山設立されてきている。

こういった具合で、東京や大阪、また金沢大学などはかなり中心的に統合医療をする施設が増加の一途です。
当院でもここ最近、勉強会で薬をできる限り用いない方法を選択されている 小児科の真弓定夫先生の「蘇れ、生命の力」などの上映や、統合医療の勉強会やセミナーの参加(やはり東京が圧倒的に多い)をしたり…これからさいきじんクリニック.は西洋医療にとどまらず統合医療を目指していこうと思っております。

なぜなのか? その出発点は実は30年前の研修医時代の無力さにあるのだと思っています。

癌はあの当時不治の病として知られていました。そして、治せないのが当たり前だと…当時にはその補完医療に日本大学の治験を加えた「丸山ワクチン」がありました。今もあるのでしょうか? その当時の患者様のうち2名の方が今の西洋医療以外の方法があればしてみたいという思いがあり私は患者様の思いを願いを叶えたい一心で2名とも登録しました。

ただでさえ忙しい大学病院の仕事に加え、とても面倒な作業が日本大学側から病歴や患者さんの状態の調査票、また登録してからランダムに日本大学側に割り付けられた投与薬と投与法をすることになりました。
それでも患者さんにとってはその丸山ワクチンは一筋の光だったのだと思っています。今のがん患者さんもきっとそんな思いではないか? と…すがれるものがあればすがりたい思いでおられるのだろうと..今でも思っております。

最近はフコイダン(もずくなどの粘りのある成分に抗がん効果が知られている)などの研究会に参加しており、若干その宣伝を統合医療を考える会の方々がしてくださっております。そうして、最近はがんの患者さまに出会うことも多くなりました。全体的な観点から病を捉え、患者は自ら癒し、治療者は援助する。このホリスティック医学の考えは医師になった当時の自分の考え方だったのですが、いつしか学問に捕らわれていた自分を今省みています。

そして約10年前からぼちぼちと今の道を歩んでいます。スタッフも少しずつ理解を示してくれていて、患者様ファーストなホリスティック統合医療をこれからも目指してまいります。

平成30年5月2日

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<院長の独り言 パート181>
『政治の動き 去年10月解散総選挙後の日本は???』

さて前回は『ビヘイビア・ヘルス(行動健康学)について』についてお届けし、お送りしました。今回は『 政治の動き 去年10月解散総選挙後の日本は???』についてお話したいと思っています。

よく読んでいただいているみなさんはご存知でしょうが、私、いろいろ期限が迫るのがことさら嫌なので数ヶ月前にこの独り言を書く事にしています。むしろそうでもしないと15年もネタが持っていないのでは? とか 続かないよ~(泣) 
みたいな事はあったと思います。

したがって今日も年が変わる前解散総選挙の頃に書いたものです。この前置きを何故するのか? いいわけ? Noです。 実は時間軸のズレがあるので読む方が大変違った読み方をする可能性があるからです。さあ前置きはこれくらいにして…

小池百合子さんの「希望の党」が安倍一強政治に対して出来ました。また民進党は小池人気に便乗し選挙に出ることにしました。最初はある意味戦略的には面白い展開でしたが、誤算が生じ始めました。

小池さんが民進党のリベラル(革新的に新しいことをして古い慣習をほとんど排除していこうとする考え方 <対して保守というのは 国の伝統や文化は守るけれども、新しいことを取り入れるなら『本当に』必要かどうか、じっくり考えてから変えていこう=リアリズム現実派>)排除を言い始めた頃からです。おそらく、大政党になる以上考えの相違はあるものです。

民進党 前原代表は 目標を「安倍政権一強を食い止める」 のを最大の目標にしていました。
一方、小池さんは理想を追い求め、「強烈に同じ考えを持つものだけで行動を共にする」事を第一としました。

このふたりの違いが大きな誤算を生じました。

前原さんは考え方の相違はあれども全員を移動させて「安倍政権一強を食い止める」 なので全員をまず移動させるつもりでした。このやり方は自民党の昔も今も同じ考えと思います。多少考えの違いはあっても基本話し合いで合意した考えをもとうとする考えです(古くは 田中派+大平派 Vs 福田派+三木派 のような戦いは常にありました)。
それを派内で中間派や長老と言われる方々が調整してきたのが今までの政治であり、今回の小池さんのように理想でもって派を一つにするのはかなり難しいのではないか?と思うのです。

まだ衆議院選挙はしていませんが、おそらく希望の党は最初の勢いを失い議席数はあまり伸びないと思っています。自民党が勝利するような気がしていますが、だけどもし勝利してもあまり安心しては欲しくない。
選ぶ政党がないから選んでいる人も多いのもまた事実です。

私は概ね今の体制でいいとは思っていますが、それでも疑惑に対して答えることや成果をもっと喧伝することはもっと必要なのではないか?と思っています。数年前にはもう安倍さんしか首相の候補がいないと言われてきました。その頃の皆さんの期待を壊さないようにお願いしたいものです。

さいきじんクリニック. は 基本政治にタッチはしませんが、関心は持ち続けます。我々日本人の誇りを持ち続けられるような、「日本人で良かった」と思えるような政治を期待したいと思います。

2011年3月11日の東北大震災の際の日本人の気骨と根性をもう一度世界に認めてもらえるような世界を政治主導で導いてもらいたいととても願っております。

みなさんはどう思われますか?

平成30年4月2日

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<院長の独り言 パート180>
『ビヘイビア・ヘルス(行動健康学)について』

さて前回は『人間交差点(ヒューマン・スクランブル)万引き15巻より』についてお届けし、お送りしました。今回は『ビヘイビア・ヘルス(行動健康学)について』についてお話したいと思っています。

みなさんはご存知でしょうか?  ビヘイビア・ヘルスという言葉を…..

わたくし共 さいきじんクリニック は 患者さんの言うとおりにしたり、患者さんが治療に参加しないスタイルは基本行っておりません。もちろん外来には多くの先生がおられますので統一出来てない部分はありますが…『基本「患者さんが治す意思」がなければけして治らない』という考えのもと そのようなクリニックを目指しております。

近年医療の最先端をいっているハーバート大学で出された言葉がビヘイビアヘルスです。「ビヘイビアヘルス(行動健康科学)」を強く提唱しており、「ビヘイビア」とは行動のこと。「ヘルス」は健康のこと。つまり病院にかかる前に日々の行動パターンを変え、病気を予防し健康を維持するという考え方 を ビヘイビアヘルス というのです。

この深い意味はつまりこういうことです。
 1)今起こっている病気は偶然起こっているのでない ということ
 2)知ってか?知らずか?は別としてあなたの行動が今の病気に繋がっているのです。
 3)だから原因の行動を変えましょうね。

また(1)ビヘイビアヘルスで病気予防 ができるということ

・ほとんど運動しない人が毎日40分激しい運動をすると50%近く、1時間中等度の運動でも30%死亡率が低下。
・さらに様々な病気の予防にも繋がり握力が強めだと弱めの人より死亡率が低い研究が報告されています。

さらに(2)ビヘイビアヘルスで医療費削減 ができるということ

・団塊の世代が後期高齢者となる2025年から、多くの医療費が懸念されているが、早めの「行動」パターンを変えることから病気の発生を予防。
・日本でも積極的に活用し、超高齢化社会の備えとして注目されています。

さいきじんクリニック. では スタッフも自立・患者さんも自立  という 目標を立てています。患者さんにはその気になってもらわないといけません。全ての人がそうではありませんが、動かない人の体調などよくなることは100%ありません。

スタッフにはわからないことをすぐに上司に丸投げしないよう指導しています。また患者さんにも時に厳しいことを申し上げています。それはとにもかくにも生活習慣の見直しが「健康を守る」第一歩だからなんです。

ビヘイビアヘルス さあ、実践していきましょう。

平成30年3月2日

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<院長の独り言 パート179>
『人間交差点(ヒューマン・スクランブル)万引き 15巻より』

さて前回は『あけましておめでとう… ようこそ2018年、よろしく2018年…』についてお届けし、お送りしました。

今回は『人間交差点(ヒューマン・スクランブル)万引き 15巻より』についてお話したいと思っています。

みなさんはご存知でしょうか? 人間交差点(ヒューマンスクランブル)という矢島正雄 作、作画 弘兼憲史を…
今は 課長 島耕作 や 黄昏流星群 など 有名な漫画も書いておられます。その中でこの間考えさせられる漫画があったので、紹介します…

ある中年の真面目に25年間仕事をしてきた男性が家庭が崩壊し(コミュニケーションが不足しているのもあるでしょうが)ました。 出勤途中の電車の中で知らない女性の胸を揉んでしまう  そして痴漢行為で警察にいく。そこから始まりました。 迎えに来た奥さんに「何をしに来た?」  「人生なんてつまらない」 と  ぼそっと呟きます。
そんな風に自分の人生を思ったことはなかったようでしたが、今回つぶやいた矛盾にすごく腹を立てていたようです。そこでホームレスと会い、話をします。 ホームレスが言います。

「みなさんご立派と思うんですが、反面大変だなあ と思うんです。やはり取り繕って生きないといけませんから…
私らは何も求めていないから自由なんです。国とか社会とかも信じていませんから裏切られることもありません」
自分の親友もまた出世レースに乗り頑張ってきたのにレースに負け、出向を打診されていました。そこで公平なジャッジを受けれるという前提でそれを信じていたのでレースに負けてしまったのでした。そこで彼は万引きをして若い20代の女性のガードマンに咎められ、罵倒され誓約書を読まされ、内密にしておいてあげるからと言われたようです。

友人の彼は2週間後に自殺します。

この物語。非常に深いし、今の現代の人間をうまく表していると思いました。

上手く生き抜くことが、もし真面目に生きることなのか? という疑問がわきます。逆に言えばまじめに生きることが大変むつかしい世の中であるということも言えます。真面目に生きてきたことに対して 「つまらない」 と思わせるような今の世の中なんですね。

勘違いしないで欲しいのですが、私は痴漢行為や万引きを肯定しているわけではありません。
問題なのは、真面目に生きにくくなっているこの世の中で真面目に生きてきた人間が真面目でなかったうまくいき抜いた人間に負けて 「つまらない」 人生だと思わせるような世の中であります。

私はこう思います。

どっぷりと今の世の中に使ってしまわずに、自分らしく生き抜くようにわがままな生き方も少しやっておくことが大切なんじゃないかな? と思うのです。皆さんもこの世の中よく考えてみてください。わずかでいいので道草をしましょう…

追伸  私どもの長年働いてくれたスタッフが数名抜けることになります。事務の一人は産休、もう一人はご家族の転勤で関東に行かれます。お一人は帰ってこられる予定ですが、少し寂しくなりますね

平成30年2月2日

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<院長の独り言 パート178>
『あけましておめでとう…ようこそ2018年、よろしく2018年…』

さて前回は『クリスマス会…今年は特別なクリスマス会なんです』についてお届けし、お送りしました。今回は『あけましておめでとう…ようこそ2018年、よろしく2018年…』についてお話したいと思っています。

あけましておめでとうございます。ようこそ、そしてよろしくお願いします。2018年…
今年もどうぞさいきじんクリニック.と共に私もよろしくお願い申し上げます。

去年を振り返ると、私は臨床工学技士の教育に直接タッチしてきました。その際には何を注力したかというと目的 は 患者さんファースト (都民ファーストの真似のようです 笑 ) でいく。

目標 は
1)コミュニケーションの徹底化  
2)期限・担当責任者を必ず決める 
3)どうしたらできるか?考える ⇒ でも、だって、しかし を禁止する

以上の方針でやってまいりました。少しずつですが、スタッフの中で自立して育ってきている子達がいます。当院は「人を創る」会社を標榜していますので、実に嬉しい話です。とかく技術などを高めてそれだけで評価をしている施設が多い中、当院では人間力を求めています。

そして今年の我々のさいきじんクリニック.の目標、目指すところです。
今年2018年は 
1)人づくり,会社つくり    2020年末を目標に 
→ A 教育革命    公育私捨                        
→ B 関心を持て、持ち続けよ 関心をもてから きづく、わかるへ
→ C 言い訳なき強きプロへ プロの条件:人格的能力、即行動力をめざせ            

2)人間の尊厳を考え学べ…   尊厳とは 「きづく」「わかる」 

3)自立を突き詰める        

4)仕事は 整理整頓に始まり、やり遂げるまで続けよ

5)目標は達成するためにある。現目標は達成できているか?必ず「行動目標を立てろ」

6)ECO実践、東北支援は見届けよう…    時に訪問しよう

7)新 人の話によく耳を傾けよう…  そして他人をよく見て己を知れ
自分を知らない人は勘違いしている。自分ができていると勘違いしているのだ

このうち 7)が今回、新しい部分である。スタッフの中で自分を知らないで突き進む方が結構おられます。よく患者さんとトラブルになっているのですが、本人が気づいていないのです。そして周りがカバーしているので本人も気づいていないかもしれませんが、そういう方に限って無意識に自分の問題点に気づかずに誰かのせいにしているので、問題が表在化しています。したがってまず自分を知ってもらうことを是非もう一度考えてもらいたいと思います。

いい組織作りができるように頑張りますので、今年もよろしくお願い申し上げます
そういうことで ようこそ2018年、よろしく2018年…

平成30年1月2日

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