院長の独り言【2013年 平成25年】

<院長の独り言 パート129>
『13回目のクリスマス 見事なまでにメリークリスマス』

さて前回は『久しぶりの一人旅…親友に久しぶりに会うこと  一人旅第3弾最終回』についてお送りしました。数回にわたってお送りした企画です。
今回は『13回目のクリスマス 見事なまでにメリークリスマス』についてお話したいと思っています。
さて前回まで3回は自己中心的な久しぶり一人旅(伊勢の旅)をお話ししました。
今回はクリスマスの時期ですのでそのお話しを…

クリスマスの時期は毎年ですが、心が騒ぎます。今年は瀬戸町に移転してようやく10年を迎えました。
トリビアを少し…

◎正確には「Xmas」と書く

 「X」とは英語のエックスではなく, 新約聖書が書かれたギリシャ語の「カイ」という文字なんです。
 キリストのスペルより頭文字をとった「X」がキリストを表し、masとはミサ(祝祭)の事です。
 つまり キリストのミサ⇒xmasが正確が由来なのです。

◎ クリスマスといえば薪の形をしたケーキ「ブッシュドノエル」

これはクリスマスケーキを買えない貧しい青年が「僕にできる精一杯のプレゼントです」
と一束の薪を差し出し、恋人が「貴方のハートの様に暖かい炎で私を温めてくれるのね」
と受け取ったロマンチックな故事が元になって生まれたという説だそうです。

◎サンタのソリを引いているのはオスではなくメス
 トナカイのオスは冬季には角がないのです。

今年のクリスマスイベントは12月15日10時からです。

イベントには折重由美子さん こゆみこバンドがお越しになります。折重由美子さんは日本でも2つしかない
クラビオーラ奏者で美人でピアノの上手な方です。2回ほどライブにお邪魔いたしましたが、とても癒される
音楽です。また折重さんはしっかりしたポリシーもお持ちで、今の日本には童謡を聞く機会も減っていますし
童謡の良さを伝えたい想いがとても強い方です。
ちょっと言い方が変かもしれませんが、由紀さおり、安田祥子姉妹のような童謡を大切にされていて、それを
歌ではなくピアノで表現されている感じです(すんません、かえってわかりにくいかもです)。

より折重さんを知りたい方は以下をご覧ください。
http://www.orishigeyumiko.com/

さて、我々今年は12月21-22日には東北支援クリスマスイベントに参ります。
何ができるかはわかりませんが、昨年当クリニックに来てくれたJIINOさんが一緒にコンサートに行ってくれます。
JIINOさんは最近はとてもお忙しくなかなか時間があわないか? 心配でしたがありがたいことです。
JIINOさんを知りたい方は以下をご覧ください.
http://ameblo.jp/jiino7/   
↑現在運営停止中

今年ほど多くのプロミュージシャンに出会った年はありません。またその仲間にもたくさん出会えて充実した日を
送っています。
 みなさんも良いクリスマスをお送りくださいませ。

平成25年12月2日

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<院長の独り言 パート128>
『久しぶりの一人旅…親友に久しぶりに会うこと  一人旅第3弾最終回』

さて前回は『久しぶりの一人旅…  親友に久しぶりに会うこと  一人旅第2弾』についてお送りしました。数回にわたってお送りした企画です。

今回は『久しぶりの一人旅…親友に久しぶりに会うこと  一人旅第3弾最終回』についてお話したいと思っています。

さて前回は名店寿司の「君家」へ行き、妙と感じた時間が何気なく普通の空気に変わって心地よい時間を過ごした
そんなお話でした。

ゆっくり休んだ私は翌日朝、またまた昼飯を彼と約束してましたので、830から河崎レトロ散歩にでかけました。
蔵がいっぱいあり、酒が有名だったそうです。白鹿、富久娘など聞いたことのある名前のお酒がありました。
懐かしい。まさにレトロです。

さあ、友人と合流して 松阪牛の「若柳」というところへ行きました。有名なところのようですが、あまり地元の人しか
知らないような隠れ家的なところです。ここもうまかったなあ。ヒレ肉は数枚しかいただけません。皆さんにあたるように限定
枚数でした。
ただこの二日間。私がいつも言っていることですが…やはり美味い物を食べさせていただきましたが、やはり誰と食べるか???が重要です。私は基本、おごられるのはしないし嫌な人ですが、親友のH君(通称:PACK)にはおごられてました。彼の心遣いにいたく感動しましたし、有難かった。今度彼が来た時にどう楽しんでもらおうか? ちょっとプレッシャーです。でもいい二日間でした。また彼が帰る直前にお土産をくれました。

「齋木とご家族に… 赤福は有名やけど伊勢の人が好むお菓子だよ…」

今日、偶然この独り言をみている皆さんに朗報です。 白石クッキー と イト印煎餅 です。
もちろん美味しかったです。1450の近鉄に乗り1812福山に着きました3.5時間くらいの旅です。

私はまた伊勢に来たくなりました。次はいつ行くだろうか? お互い安定したころにまた、彼とよき時間を数時間でも
持てたら私は幸せなんだと思います。

伊勢参りで私が得たものは何だったのか???
 それはやはり自分探しの旅でした。その答えは見つかったか否か?それは今後の私から出てくるものだと思います。最近見た己を知る事の大切さを説いた 「老子」の言葉を最後に… 終わりたいと思います。

「人を知る者はせいぜい智者という程度だが、自分自身を知っている者こそ真に明知の人といえる。
 人に勝つ者はせいぜい力のあるという程度だが、自己に打ち勝つ者こそ真の強者といえる。」

 いい言葉ですよね。皆さん… そしてありがとう、H君。 また… いつか… そして今回の旅をSNS上で一緒に楽しんでくださった同期の先生Y、忍先生  K、法ちゃん先生  T、映ちゃん先生 最後まで 見守りありがとうございました。
旅でお世話になった皆様、親友のH君、伊勢の神々、人々に感謝をささげたいと思います。

追伸
皆さん、今回はかなり手前味噌な報告でブログ的で申し訳なかったです。次回また頑張ります。

平成25年11月2日

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<院長の独り言 パート127>
『久しぶりの一人旅…親友に久しぶりに会うこと  一人旅第2弾』

さて前回は『久しぶりの一人旅…  親友に久しぶりに会うこと』
についてお送りしました。数回にわたってお送りした企画です。

今回は『久しぶりの一人旅…  親友に久しぶりに会うこと  一人旅第2弾』についてお話したいと思っています。

さて前回は五十鈴川駅を降りて右折して、内宮に向かうところで終わりましたね。

しばらく歩くと 月読宮(皇大神宮 別宮)が出てきました。何となく誘われるように中に入っていくと、な、な、なんと 月読宮、月読荒御魂宮 と同時に 伊佐奈岐宮、伊佐奈彌宮があったのです。
伊佐奈岐宮(イザナギ のみや) と 伊佐奈彌宮(イザナミ のみや)は夫婦で日本の最初の神といわれています。この二人の神が天界から海をかき混ぜてできた最初の島、それが淡路島 と言われています。

その二人の子供が天照大御神(あまてらすおおみかみ)、月読命(つくよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)
と言われています。したがってその神様の始祖に出会ったのであります。
なんという偶然… おおげさかなあ?

だんだん神話の話みたいになったので本筋に戻します。

さて十分な感動を頂き、1020- 猿田彦神社をお参りした後、おかげ横丁へ。1035さっそく有名な 赤福を頂くのでした。 買って帰る赤福よりできたての餅を食べろ、、、との友人の言葉にさっそくペロリ。「う、うまい」私はまるで猛暑の中の氷のように瞬間でとろけてしまいました…

思い残すことのない私は、内宮へいざ参拝。天の岩戸で有名な天照大御神に拝謁するため向かうのです。その途中五十鈴川が枯れていました。猛暑のため完全な渇水です。私は歩いて五十鈴川を渡りました。こんなことがあるんだ。全く水のないところが100m以上続いていたのです。
猛暑よ、もういじめないで。私よりもご高齢の方や乳幼児はきついはず。

そして内宮へ到着。内宮に着いたときやはり不思議な空気を感じました。表現は難しいですが敬虔な感じ? 普段の私には無縁ですが、やはり日本人の品格みたいなものでしょうか?(日本人をほめすぎでしょうか?)日本人でよかったとこの頃つくづく思うのです。

ここ内宮には多くの方がおられましたが、ここ伊勢に来て思ったこと…とにかく、どこに行っても最近は外国人とくに韓国、中国系の方がやたら多いのですが、ここにはいません。日本の神様だからでしょうか? いても欧米系の方が数名いるくらいです。

さて汗だくになった私は1300頃 ホテルへ、シャワーをしに帰りました。ここで私はまたまた宣伝になるかもですが 仲田千穂
さんの夕方のテレビ番組にでくわすのです。急に仲田千穂さんが出てきてびっくりでしょうけど… 彼女は数日前当院へ来られた有名なカメラマンさんです。その時は私は知りませんでした。彼女は南の島で特攻花という花を写真に撮り、本にされてました。その特集がたまたま夕方の名古屋地方のフジ系列スーパーニュースでやってました。
「お、どっかでみた子だなあ。あ、この間のカメラマンだ」 みたいなのりでした。また後日福山に戻ってその2日後に彼女に会い、偶然にびっくりアンド 感謝をしました。本当に不思議な縁があるもんです。

さて帰って夕方を待ちました。友がホテルに迎えに来てくれました。
久しぶりに友に会った時、なぜか少し妙な感じがしました。久しぶりで緊張していたのでしょうか? 彼の車に乗り(いい車に乗ってました)、名店寿司の「君家」へ行きます。その間にやはり話をします。さっき妙と感じた時間が何気なく普通の空気に変わっていきます。しかし過ごしてきたお互いの歴史や時の流れは速くとも、2人が青春時代に戻るのは簡単なことでした。いい意味でのお互いの成長も感じ得ましたし、時間が普通に過ぎていくのを感じました。

この寿司屋さんは彼の行きつけのようでした。しかしこれがめっちゃ美味いんだな。伊勢エビが動いていました。アワビがおどってました。やはり太平洋黒潮で育った海の幸最高…その日はめちゃ歓談して終わりました。静かな夜が過ぎていきました。  

さあ次は第三弾に続きます。

平成25年10月2日

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<院長の独り言 パート126>
『久しぶりの一人旅… 親友に久しぶりに会うこと』

さて前回は『心屋仁之助にはまって 第三弾 あなたはそれを本当にしたいのですか?』についてお送りしました。数回にわたってお送りした企画です。
今回は 『久しぶりの一人旅…親友に久しぶりに会うこと』について
お話したいと思っています。

今日は、かなり個人的な話になります。8月のお盆明けに一人旅を伊勢に敢行することにしました。その親友の彼は三重県伊勢に住んでいて、今開業医をやっています... 
伊勢神宮は今年20年に一度の 「式年遷宮(しきねんせんぐう)」が行われる予定です。
私は、是非「式年遷宮」をみることと、「彼に会いたい」と思ったことが重なっていくことにしました。

注:この「式年遷宮」は常に新しくあり続け、常若(常に若くある事)の思想があるのです。
まさしく最近の女性を中心としたアンチエイジングのようなことを伝統的に行われてきているのです。
この時に神社も建物を新しく建て直し、場所も変えて新調し、新しい社殿に移ることで神々から新たなエネルギーを頂こうという気持ちも込められています。最初は天武天皇が西暦700年に第1回が行われたようです。

この伊勢旅の目的は(1)上記の大学時代の親友にも会うこと  (2)また両親と初めて行ったのが伊勢だという事
(3)20年に一度の式年遷宮の年である事 (4)三年振りの独り旅だということ…  
(5)浜千代館探し
上記のような いろんな意味があります(^^)

8.16 昼に大阪での取引先の方とランチをしながらお話を煮詰めました。そして近鉄に乗り伊勢には夕方に着きました。さっそくギリギリですが 外宮めぐりをしました。
さっそく外宮に入ったところで木漏れ日を感じながら不思議の森にいる気分になりました。その日はさっさと休みました。
8.17  起きて伊勢駅まで行き、JR電車で二見ヶ浦へ。(814-822)二見ヶ浦駅からは歩くのです。
この二見ヶ浦駅は駅員さんがいません。階段のところに切符回収の車掌さんがいます。なんかローカルだし、ヒューマンだなあ…
途中、小学校の時に修学旅行ではじめって行った伊勢旅館(浜千代館)をさっそく見つけ、
FACEBOOKに投稿。友人のM君が「そうそう」と懐かしそうにコメントを… 初めて必死で枕投げした思い出がぷんぷん匂ってきました。

さあ、夫婦岩につきました。結構15分くらいはかかったかな。
神社には なぜか蛙さんがいる。なぜか一人なのに夫婦岩をじっくり眺める私もいる。体の悪いところに縄を当ててそしてお祈りをするのです。一生懸命、右肩にあてて拝みました。
さあ、そこで849でした。もう時間がないぞ…いそいで電車に乗るために(あまり電車が多くありません)半分くらい走りました。息ぜーぜー、汗ダラダラ…ふひー、なんとか 915二見ヶ浦発、伊勢922着の電車に乗り伊勢市駅へ。そう言えば全国で伊勢市駅という風に「市」までつくところがないなあ。明日H君に尋ねてみよう… そう思いました。

さてそこから 近鉄に乗ります。933伊勢市駅発 五十鈴川駅937着。私は車で楽して内宮に行く気はありませんでした。五十鈴川駅を降りて徒歩で内宮方面に右折いたします。道の両脇には灯篭がいっぱい並んでいます。
「きっとこれが内宮まで続くんだろうなあ」 そんな思いで歩き始めました。

次は来月第二部に続きます… 乞うご期待です。

平成25年9月2日

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<院長の独り言 パート125>
『心屋仁之助にはまって第三弾 あなたはそれを本当にしたいのですか?』

さて前回はどうしたら性格が変えれるのか? についてお話させて頂きました。 そのためには
奇跡を待ったり、他人任せにしては変われないこと…  また素直に行動する人にしか
変われないことをお話しました。今日は、性格は本当に変えられるのか? その不安… についてお話します。

多くの方が「性格を変えたい。」 「もううんざりだ。しんどいから変わりたい」とおっしゃいます。
たとえば
 「内気でなかなか友人もできない」
 「他人の欠点ばかりが見えてしまう」
「かっとなりやすい」
「陰気で暗い。何をやってもダメな性格を何とかしたい」 などなど…
 「もしかしたら性格が変えれるかもしれない」  と期待するのと
同時に 「本当に性格を変えれるの???」 という不安もたいてい持っています。
裏を返せば、「長年変わらなかったこの性格本当に変えれるの?」⇒極端には「変えてみせれるのかな?」で挑戦的なケースもあります。

こういった「不安」や「挑戦」は実は{本当は変わりたくない}という抵抗の現れです。
= 今の性格でいることのメリットがあったり、性格が変わってしまうことでの環境の変化を恐れているのであります。
 もし変われないのであれば、それは本当は変わることへの不安であり
「あなたは本当に変わりたいのですか?」 の質問には 「NO」であります。

 少し順序が逆転した感もありますが、まずは自分が本当に変わりたいのか?を知りましょう。 不安があって変わるのが怖くて本当は変わりたくないのでは??? ありませんか??? そして「個性」と違って「性格」は変えることができます。 

性格は繰り返し刷り込まれてきた 言葉、親の言動、環境、印象的な出来事からパートとして作り上げられます。
今あなたが嫌に思っている性格は消して悪いものではありません。昔は自分を守るために必要な物だったのです。
しかし今あなたが生きていくのにはとても邪魔をしています。だから過去には必要だった大切な性格ですが、書き換えましょう。

もしここまで聞いて変わりたいのなら 素直に行動してみて下さい。
やり方がわからない場合にはまずは言うとおりにやってみるのもいいでしょう。とても素直でいることがあなたの人生を切り開く事になると思います。

平成25年8月2日

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<院長の独り言 パート124>
『心屋仁之助にはまって 第二弾 どうしたら性格が変えれるのか?』

さて前回は 『心屋仁之助にはまって 第一弾  個性と性格について』
についてお送りしました。
今回は『心屋仁之助にはまって 第二弾 どうしたら性格が変えれるのか?』についてお話したいと思っています。

さて前回は根本的に 個性と性格の違いについてお話させて頂きました。今日は、変われないことで悩んでいる方に冷静に考えてもらうために…性格が変わるために知っておきたいことをお話します。

多くのカウンセリングに来られる人、(我々の一般診療でも同じ)ですが

  1. 状況の変化をひたすら待つ人(クリニックにただ薬をもらうだけに来る人)
  2. 誰かに解決して欲しい人(クリニックに来て医師任せの人)
  3. 素直に行動する人(耳を傾け尊重して動く人)

このうち(1)と(2)は問題解決はしない人であります。 唯一(3)のみが解決可能であります。したがって解決しない人は素直に行動できていないのであります。

一般の診療でも、糖尿病に置き換えると 

  1. 状況の変化を待つ人(クリニックに来て診察なく薬のみ、あるいは診察してもさっさと帰る)このような人は自分がなぜこの薬を飲んでいるか?をわかっていませんし、解ろうともしていません。自分の体に興味がなく、薬さえ飲んでいれば大丈夫とたかをくくっています。
    良くなるはずがありません。
  2. 誰かに解決して欲しい人(クリニックに来て医師任せの人)このような人も病識に乏しく、自分の生活習慣が問題で糖尿病になったという認識に欠けています。生活習慣の問題でこの病気になっているわけですから、薬は抑えるだけで治らないのです。往々にして悪くなったら、色々忙しくてできないとか、できない理由をいっぱい並べておられます。
    自分の問題であるという認識がないので治るはずもありません。
  3. 素直に行動する人(耳を傾け尊重して動く人) ⇒ この方は必ず治る方向にいきます。
     何が悪いのか? 何をすればいいのか?自分の意識が重用であると知っているからです。

たとえば、椅子にかけているあなたが、テーブルの向こうのリンゴが欲しいとします。あなたが「テーブルの向こうのリンゴを食べたいけど届かない」と考えてるとするならば実はこれこそが問題であります。
私達医師もそうですが、私はリンゴをとったりはしません。自分で取りに行くために椅子から立ち上がること、リンゴに近づくこと、手にとること を提案し気づいてもらうことが私達のできることです。
 したがって(1)と(2)の方々は リンゴが近づいてくるのを待ったり、誰かが取ってくるのを待ったりしているのですからほぼ永遠にリンゴを口にすることができません。

(1)の方は自分で変えていこうという意識がないので奇跡を待っています。 実際めったに起こらない奇跡ですので変わり様がありません。

(2)の方は自分を正当化して「自分は悪くない」と言い続けておられます。問題が解決しません。だから素直に行動することがまず大切です。 素直な方だけこそが心の問題を解決できるのです。

 さて最終回の第三弾で 性格は本当に変えられるのか? その不安… についてお話します。

平成25年7月2日

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<院長の独り言 パート123>
『心屋仁之助にハマって第一弾 個性と性格について』

さて前回は『ワンツースリー ホップ・ステップ・ジャンプアンドゥトロワ 三位一体…3という数字の魔力について』についてお送りしました。
今回は『心屋仁之助にはまって第一弾 個性と性格について』
についてお話したいと思っています。

さて個性と性格 なんとなく似ているようででも全然違うもの…
最近、人間関係で色々苦心しているものですから… こんな時はよく歴史書を引っ張りだしたり
中谷彰宏さんの本やスキルアップ本、心理本をよく読んでました。
最近読んだ本の中で心屋仁之助さんが 個性と性格 について書いておられました。
変えられるのが「性格」そして変えられないのが「個性」であると…
「個性」とは本質的なものであり、人がもって生まれたその人だけのものであるのに対して、「性格」とは後天的に生まれてくるものであり、変えられるものとしています。

料理で言うと「個性」は食材。「性格」は味付け。パソコンで言うと 「個性」はOS「性格」はソフトであります。ここでいう食材やOSは変わり様がありません。味付けや、ソフトでこの料理もコンピューターもそれぞれの形を作り上げてきます。

つまりは材料である 肉、玉ねぎ、人参が個性であり変わり様がありません。

しかし「性格」である味付けによって その表現は カレーライスにも肉じゃがにもなりえます。
人それぞれのスパイスで辛いカレーも甘いカレーもできます。このようにいろんな人の助言をうけたり
より煮込んでみたり、クリームを入れてみたりの味付けこそが「性格」で個性の肉、玉ねぎなどが生きて
くるわけです。
したがって「性格」は変えられるのである…

「性格」は パートというプログラムが集合したものであります。
パートは(1)言葉 (2)親の言動・価値観 (3)環境 (4)印象的な出来事で作られます
こういった事が繰り返されてパートというプログラムになって定着してくるのです。この繰り返されたことこれが大変重要です。パートは繰り返されできるからです。

性格を変えられずに悩む人がいます。なぜ自分の性格を変えれないのか? それはその性格になるのに理由があったからです。自分を守るためであったり、衝突を避けるためであったりなどです。その時は必要な選択であったのですが、その幼少期に必要だった性格をそのままにしていると矛盾に突き当たり苦しみます。つまり今の性格は過去に必要だったのです。
性格はこのように過去の出来事から繰り返されてきた事をインプットして出来上がる…
その時点で皆さんにとって最高の選択をした結果がこの性格になっています。
しかしその選択は「全て自分でしてきているということ」を知っておかねばなりません。
色々要らないことは捨て、いるものを書き換えて今の性格があるわけです。全て自分の決めたこと。
一方ソフト(性格)はいつまでも同じままで言い訳がありません。新しく変えなければなりません。
それが味付けという性格のもつ性質です。

個性は変わらない。しかし性格は変えられる…
次の第二弾ではさらに変われない理由について述べたいと思います。

平成25年6月2日

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<院長の独り言 パート122>
『ワン ツー スリー。ホップ・ステップ・ジャンプ アン ドゥ トロワ   三位一体…3という数字の魔力について』

さて前回は『さあ、4月です。新人、ベテランさん。いらっしゃい。思い過ごしも多々あるんだよ。の話』についてお送りしました。今回は『ワン ツー スリー。ホップ・ステップ・ジャンプ アン ドゥ トロワ 三位一体…3という数字の魔力について』についてお話したいと思っています。

さて5月、いつもこの季節にはいろんなことを思います。少し慣れてきた新人さんはミスを犯しやすいし、また環境の変化に戸惑う時期です。ベテランさんはもう何度となく同じ時間を繰り返してきてますから… 変わったことさえ気付かない事も…

ワン・ツー・スリーは 今回123回目の節目ということもあって、書いてみたのです。
3という数字は皆さんは好きでしょうか? 私は案外好きです。
リズムがいい…ラッキーナンバーな気がする。 巨人の長島名誉監督の現役背番号=永久欠番
が「3」である。明石家さんまは「さんちゃん」とよばれているなどなど…

こう書くとなんか縁起のいい数字に見えませんか?
少し変わった話でありますが、“ワン・ツー・スリー”(1-2-3)に関連するものといえば、
『老子道徳経』42章に「道生一 一生二 二生三 三生萬物」というのがあります.
「道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず」という意味です。
一があってこその二が存在するのであります。これまさに先祖を敬い感謝する心につながり
親がいてこその自分であると認識せねばなりません。そして三は二から生まれることで、次には万物を生むとのことです。

また、“父と子と聖霊”というキリスト教の教えでも、「三位一体」という表現があります。これは 神は私たちを創造され、救いのためにイエスをこの世に送り、そして天に召され、その代わりに聖霊を送った。この3つが一つになり、切り離す事もできないし、また除く事も出来ない。この3つ(3人)を含めてキリスト教と言われています。「三位一体」にも出てくるように、三という数字には力があるのではないかと思われてなりません。
さらに、“ワン・ツー・スリー”は、ホップ・ステップ・ジャンプにもなりますよね。

最後にこの地区にはもうひとつ大事な「三」があります。「三本の矢」3つの力を合わせれば矢は簡単に折れない…By毛利元就公

皆さんが感じる数字「3」はどうでしょうか?

平成25年5月2日

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<院長の独り言 パート121>
『さあ、4月です。新人、ベテランさん、いらっしゃい。 思い過ごしも多々あるんだよの話』

さて前回は『もうすぐ4月。今回は恋愛から学ぼう。 
ナイナイアンサーでの一幕:なぜあなたは結婚できないのか?』 
についてお送りしました。
今回は『さあ、4月です。新人、ベテランさん、いらっしゃい。思い過ごしも多々あるんだよの話』 
についてお話したいと思っています。

さて時は4月、安倍政権は一定の成果を上げていることでしょう。全てがいいとは良いませんが、
現時点では正しい間違いは別として動きを見せている気がします。

最近、友人の中であった話をします。4月入社して人間に触れることになります。必ず人間関係は
幾つになっても悩むところであります。

ある友人が私のことをSNSで評価していました。それはその人の感性ですからいいと思います。また私の友人のことも同じように評価をしていました。いわゆる少し仲のいい友達ならいうくらいの毒舌であります。その友人には一度だけお会いしたことはありますが、しかしなぜか? あまりいい気がしませんでした。

私の度量が小さいのでしょうか? ちょっと疑問に思ったので考えてみたのです。
結論としてはまだ仲良くなりきれていないのであります。だからあまり毒舌してほしくない気がしました。

たとえば、面と向かって毒舌された事があるのだったら、何とも思わなかったかもしれません。ただ、私のいない所で言っているのであれば、単なる悪口にもなる可能性もあるからです。私の友人の中でSNSもそうですが、あまり悪口をいったり、批判的な発言が異様に多かった場合には私は引いてしまいます。案の定、その時からその方とは距離ができた気がしました。

以前、別の方ともその方はトラブルを伺ったことがありましたので余計にそうなりました。自分の子供がいる場合、その子供のことを他人が褒めたりすると一般に親は「いや、まだまだ若いので..」
など謙遜することが日本人にはあります。また私はそれが奥ゆかしいと感じるのです。しかし、そこで他人が「まあ。それはそうですね。まだまだですね」 というと、必ず嫌な感じがすると思います。そこまで子供のことを知らない人に評価されたくないはずです。

まさしくその友人さんに抱いた感情がそれでした。私のことはまだ知らないでしょ。でした。

私は私の批判は受け止めたいと思います。 しかしここで申し上げたいのは、自分の感性が必ずしも正しい訳ではありません。ぜひネガティブな発言をする場合は、少し気をつけて仲が良くなってからするといいと思います。自分が大丈夫と思うのはいいのですが、違うこともままあることを是非知っておいて欲しいのです。

本当にSNSを介してのアクシデントは多い気がします。皆さんやはり話しあうのは大変大事な気が
します。とくに私の知り合いの多くでも、直接話しをしないことでSNSでトラブルが本当に多い気がします。

「私は悪くない…相手が度量がない」と友人は言います。しかしよく考えればその方は他にもそういうトラブルを起こす事があったようです。自分の評価はなかなかできないものです。自分は悪くない。相手が悪いと決め込んでました。ここで私の持論ですが、{すべての原因は己にあり}です。友人が早く気がつくといいですがなかなか軽く受け流す手強い人であります。

また親友同士が仲たがいする…それもSNSで起こりました。一人の女性の必要以上に気を引く行為などから起こった事件です。皆自分が原因ですが、その女性も問題ありと思っています。ホンマにうんざりすることも多いのです。

人が生きることは 正しくても間違っていても難しいのです。社会にいることはメリットにもなる部分の反面、人間関係で苦労するのがデメリットです。勝手に思い込むのはとくに危険ですので、常に相手の立場にたち思いやる慈愛の精神が大変大切な気がします。

さあ広島県は桜の時期です。昨日みんなで花見をしました。各地の方はもう散っていますでしょうか?

平成25年4月6日

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<院長の独り言 パート120>
『もうすぐ4月。今回は恋愛から学ぼう。 ナイナイアンサーでの一幕:なぜあなたは結婚できないのか?』

さて前回は『さあ、今年の年頭所感について…みんなで歴史を作ろう。ゆっくり見つめなおし、ゆっくり進む年でありたい』 についてお送りしました。
今回は『もうすぐ4月。今回は恋愛から学ぼう。ナイナイアンサーでの一幕:なぜあなたは結婚できないのか?』についてお話したいと思っています。

さてまたまた、2月にはバレンタインDAYがありました。最近はめっきり義理チョコなんかをいっぱい貰える年齢になってきましたね。嬉しいやらやばいやら…

まあ毎年はバレンタインの昔の愚痴が多かったのですが、恋愛がうまくいかない女性に…先日拝見したナイナイアンサーというTV番組での話をしたいと思います。

これ、今困っている芸能人が数名出てきて何十人の各界のスペシャリストが解答するという番組。この間は、なぜあなたは結婚できないのか? でした。その方は結婚の準備をしっかりしていて、完璧に料理ができるために今管理栄養士の免許をとりに東京から名古屋にまで通っているとのこと。何故か付き合っても、だんだん相手の男性が甘えてダメになっていくとのことでした。

さて解答ですが、意外にもかなり厳しい意見が大半を占めました。
その中で、まさに心の深層心理から解決をする方がおられました。心のリフォームの匠と名付けられた
心屋さんと同じところの女性アドバイザーさんでした。

まずは、この芸能人Aの方の過去を伺われました。「あなたは兄弟がいて一番上ですかね?」
芸能人A「はい」 
「なるほど。すると何でも完璧にこなさないといけないと思ってきたんですね。しっかりしないといけないという思いに駆られてずっとやってこられたんですね。」
この方の最終解決案は「できない自分出会ったもいい。そんな自分でいい」でした。
自分で自分を追い込みすぎて、完璧が正しいと思う… そんな窮屈な生き方でなく、自分らしく生きる
事の大切さを教わった感じでした。

私は、これは病気で来院される患者様にも当てはまると思います。
今日の外来でも拝見しました。高血圧なんで塩分を制限しないといけない⇒カロリー不足で元気なし
こんなことはよくあります。できないことが1つや2つあってもいい。そんな自分もいいじゃない。
ただ1つ。願いや夢がないのにそう思ったらいけないとは思ってます。できないのが常ではなく、頑張りすぎていて自分を見失っている人であるから、「できなくてもいいんじゃない?」が効果的なんです。
最初から病気と戦うことを放棄している人にはさらなる悪化へ向かうので注意が必要です。

人が生きることは 正しくても間違っていても一生懸命なら、奇跡が起こるのです。
私はこの奇跡を患者さんと何度か拝見させていただけました。みなさんは拝見されましたか?
また奇跡が起こることを信じて、春はもうすぐ目の前です。

平成25年3月2日

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<院長の独り言 パート119>
『さあ、今年の年頭所感について…みんなで歴史を作ろう。ゆっくり見つめなおし、ゆっくり進む年でありたい』

さて前回は 『あけましておめでとうございます. 一年間我慢の年,そして走ってきた年』 についてお送りしました。
今回は 『さあ. 今年の年頭所感について…  みんなで歴史を作ろう ゆっくり見つめなおし、ゆっくり進む年でありたい 』 についてお話したいと思っています。

さてさいきじんクリニックは去年いろんなことをしました。その件は先月書きました。
そしていろんな事もありました。特に昨年11月末から悲しいことがいっぱい起きました。
6年目スタッフの離脱,7年目スタッフの病欠など... そういった反省も踏まえて今年の年頭所感を発表します。

まず昨年の反省は 
1、教育にはメリハリがなく,うまく上意下達などほうれんそうが足りませんでした。 
2、研究がすすんでいませんでした
3、臨床 死亡患者さんは減っていますが,今年は心疾患,脳疾患が例年よりやや多いと思います

また全体的にいうと
4、運営上のシンプルさに欠けていました   
5、各部署の目的・目標がぼけていました
6、徹底的にができていません
あえて重点課題はこのくらいでしょうか?

まずは何よりも「あるがまま」が重要であります。いい事も悪い事も全てはあるがままに起こる事象です。
般若心経に 「ぎゃーてい」 = 一歩も引かない心,1cmでも前へ進む心「色即是空」 = お釈迦様が黙した、人の知性での真理の姿で<人の心は、周りとの関係で生じるのであり、本来的に心は無常である>のが真理であるという教えがあります。

人は結局は人生において自分探しをしています
自分を知らないために,他人というフィルターを通してのみ自分を知ることが出来ると思います。
自分を知らないが故にあるいは認識できないために,人は苦しむのです。
聞く耳をもたない人は他人のフィルターを使うことができず自分を知れません。
だから医療従事者は 何よりも素直であり,子供のようでありき純粋さを兼ね備える
ことが重要と思っています。 ⇔ だからこそ 「あるがまま」であります。

年頭所感
 「あるがままに..。ECO医療」
「ECO医療を突き詰め,東北支援を確実に実行すべし」

何よりもあるがままは大切...  自然でできることはすべてそれで解決する。
1)人づくり,会社つくり     2015年を目標に ⇒ 順番が変わりました
→ A 教育革命    公育私捨    
→ B 関心を持て
→ C 言い訳なき強きプロへ   ゆとりを持つのがプロ(楽とゆとりは違うのだ)             
→ D 研究に力を注ごう(小さなことでいい,変わらない自分を捨てよう)
2)徹底的にECO実践,医療も環境も… そして医療から与えよう
最終的には  薬のないECOな医療を目指せ...
3)東北支援に力を注ごう
※ 管理職者は 教育革命,公育私捨 と ホウレンソウ に重点を置け

 以上,1月8日全員集合にて皆様にお伝えしました。

平成25年2月2日

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<院長の独り言 パート118>
『あけましておめでとうございます。一年間我慢の年、そして走ってきた年』

さて前回は『またクリスマスがやってきます。この一年何をしてきたのか? 復習する』についてお送りしました。

今回は『あけましておめでとうございます。一年間我慢の年、そして走ってきた年』についてお話したいと思っています。

さて、さいきじんクリニックは去年いろんなことをしました。
1月 オーバーナイト透析の開始
6月 自由診療の血液クレンジング療法開始
8月 東北支援:南三陸町への支援活動
10月 自由診療のホルミシスルーム開設
12月 ナノバブル足湯開始

私どもはこの2年間はけして経営的には恵まれた年ではありませんでした。いろんなことがたくさん起こりました。ですが、みんな元気にやっています。

何よりもいつもにまして、顧客の患者さんは増加しています(透析は減少しましたが…)。また顧客の業者さんの面談が増えています。勝手に愛されているんだな? などと思っていますが、勘違いじゃないことを祈るだけです。

今年はどんな年になるんでしょう。昨年は発表数が少なかった。今年は少しがんばります。と同時に経営者として経営、運営の安定を目指します。

今年もやりたいことだらけです… ちょっぴり我慢して、少し実現やっていきます。
ひょっとしたら さいきじんクリニック.の発展はゆっくりで、東北の復興と同じペースかもしれません。いやそれならば我々が東北を支援する理由がそこにありそうな気もします。

今年も今から年頭所感。大きく変わらないでしょうけど皆と一緒に歩みたいと思っています…

平成25年1月2日

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